メインクーンの値段・特徴・性格・飼育時の注意点

投稿日:2017年5月14日 更新日:

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【メインクーンの歴史】

メインクーンがどうやって生まれたのかは、起源がはっきりと分かっていません。

有力なのは北欧のバイキング船でネズミ取りをしていた猫が、大陸の猫と交配して生まれたのではないかという説です。

これは見た目がノルウェージャンフォレストキャットに似ていることも、証拠のひとつと考えられています。

 

現在のメインクーンは、その猫が船員によってアメリカ大陸に連れてこられ、地元の猫と交配してできた子孫ではないかと考えられています。

いずれにしても11世紀ごろとかなり古い時代のことで、アメリカではもっとも歴史ある猫としても知られています。

 

17世紀には、ネズミ捕りのワーキングキャットとして飼われるようになり、19世紀後半にはキャットショーでもかなり人気があったことが分かっています。

ところが20世紀に入るとペルシャの登場によって、その人気が奪われてしまいます。

1950年ごろになるとあつかうブリーダーも減ってきて、いよいよ絶滅が危ぶまれるまでになってしまいました。

 

そこで1968年に立ち上げられたのが、メインクーンの専門クラブ「MCBFA(メインクーン・ブリーダー・ファンシャーズ・アソシエイション)」です。

このクラブを本拠地として交配と普及が始められました。

その努力のかいあって1980年までには、おもな血統登録団体のすべてに正式に品種として登録されています。

 

ちなみに名前の「メイン」は原産地のメイン(Maine)州から、「クーン」は模様や狩の様子が似ているので、アライグマ(Racoon)から取られています。

 

 

【メインクーンの値段(相場)】

メインクーンの平均価格は、15~30万円程度です。

人気が高いので、ペットショップでも購入することは難しくありません。

ブリーダーも多いので値段は安定していますが、ホワイトなどのスタンダード以外の毛色の人気が高く、血統が良いと30万円ほどの高額になります。

 

 

【メインクーンの毛色】

メインクーンの毛はとても柔らかく、長めの上毛と下毛の2層構造になっています。

毛色はブラック・ホワイト・レッド・ブルー・クリームなどあらゆるものがあります。

パターンも、タビーソリッド・キャリコ&バイカラー・スモーク&シェーディッド・パーティーカラー・シルバー&ゴールデン・タビー&ホワイトが公式に認められています。

なかでも、もっともスタンダードな組み合わせはブラウンタビーです。

 

 

【メインクーンの特徴・性格】

メインクーンの特徴は、猫としては世界最大となるサイズです。

ギネスに記録が載ったこともあり、成長すると体長は1m、体重が10kgを超えることもあるほどの巨大さです。

体格も、胸幅が広くがっしりとした筋肉質で、とても立派です。

 

さらに、全身をおおうミディアム・ロングの毛が、よりその迫力を増しています。

特に胸元で長くなっているのは、まるでライオンのたてがみようにも見えます。

 

耳の中の飾り毛と、パンタロンやズボンとも呼ばれる足の後ろ側の長い毛、そして指の間にも生えている長い毛は、とても優れた防寒機能を持っています。

尻尾にもふさふさの毛が生えているので、「尻尾にくっついた猫」というニックネームがあるほどです。

 

このような野性味あふれる姿とは裏腹に、性格はとても優しくて温厚です。

ほとんど攻撃的な面を見せることがないので、「穏やかな巨人」や「ジェントルジャイアント」などの異名も持っています。

賢くてしつけもしやすく、環境の変化にも対応力があるので、飼い猫としてはかなり理想的といえるでしょう。

 

 

【メインクーンの飼育時の注意】

メインクーンはとても大きな猫ですが、子猫から大人に成長するまで3~5年とほかの猫より時間がかかります。

成長期が長いので、しっかりエサをあたえてあげてください。

賢いうえに好奇心が強いので、戸を開けたり、水道の蛇口をひねったり、イタズラをすることもよくあります。

力も強いので、大事な物は手の届かないところに保管しておきましょう。

 

暑さが苦手なので、夏はつねにエアコンを活用してください。

毛が長く、放っておくとすぐに毛玉ができてしまうので、少なくとも3日に1回はブラッシングが必要です。

 

健康面では、肥大性心筋症に注意が必要です。

食欲がなくなったり、呼吸しづらくなったりといった様子を見せたときには気をつけましょう。

重症になると下半身にしびれが出て、最悪の場合は死にいたるので、すぐに動物病院で診察を受けてください。

多発性嚢胞腎にもかかりやすいので「食欲がなくなった」「水を多く飲む」「尿の量が多い」「嘔吐する」といった症状が見られたときには注意が必要です。

 

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