ブリティッシュショートヘアーの値段・特徴・性格・飼育時の注意点

投稿日:2017年5月14日 更新日:

[toc]

 

【ブリティッシュショートヘアーの歴史】

ブリティッシュショートヘアーは、2世紀ごろブリテン島を支配していたローマ人が、エジプトからネズミ捕り用に持ち込んだのが始まりといわれています。

やがて時代は下り、1870年代になると、イギリスでは自国の品種を作り出そうと、ネズミ捕りの得意な猫の交配を行うようになります。

1871年には初のキャットショーが開催され、出場したブリティッシュショートヘアは多くの優秀賞を獲得しました。

 

1890年代になると、正式に品種として認められるようになりました。

これが、イギリス最古の猫の品種でもあります。

ちなみに、1865年に出版された『不思議の国のアリス』に登場するチェシャ猫は、この品種がモデルともいわれています。

 

当時はペルシャなどの長毛種とも交配を行っていたため、長毛種が多く、人気もありました。

しかし、イギリスの猫血統登録団体GCCFはこれを嫌い、ペルシャとの交配種は第三世代以降のみという条件を設けます。

これにより、ブリティッシュショートヘアはその数を大きく減らしてしまいます。

 

さらに、第二次世界大戦による食糧不足で、国内では絶滅寸前まで追い込まれてしまいました。

そこでブリーダーたちは、ふたたびペルシャ、さらにロシアンブルー、土着の短毛猫などと交配させることで、どうにかその品種を守り抜きます。

 

その後、1970年代にアメリカへ渡ると、ブリティッシュショートヘアは世界中で人気を得るようになります。

1979年からはキャットショーへの出場も認められ、翌1980年にはアメリカの猫登録協会CFAで品種としての登録が決まりました。

現在では、オリエンタル種の猫とも交配が行われ、より多くの毛色が生まれるようになっています。

 

 

【ブリティッシュショートヘアーの値段(相場)】

ブリティッシュショートヘアの平均価格は、ペットショップでだいたい15~18万円くらいです。

特に血統の良いものであれば、20~25万円まで価格が上がります。

ブリーダーから購入すれば、もう少し安く手に入れられるでしょう。

もっとも人気の高いブルーの毛色のものが、価格が高くなっているようです。

 

 

【ブリティッシュショートヘアーの毛色】

ブリティッシュショートヘアは短毛種ですが、厚みのある毛並みで、やや固めの手触りをしています。

さまざまな品種と交配を重ねてきたので、いろいろな毛色のものがあります。

なかでも、多くの人がイメージするのはやはりブルーでしょう。

 

ブルーといっても、ロシアンブルーのような灰色といったほうが伝わりやすいかもしれません。

その美しさから、「永遠の傑作」ともいわれるほどです。

ほかには、レッドや、あまり見かけませんがホワイトやブラックなどもいます。

 

 

【ブリティッシュショートヘアーの特徴・性格】

ブリティッシュショートヘアは、丸みのある顔と、がっしりした筋肉質で骨太のボディが特徴的です。

いわゆるセミコビータイプで、足と胴、しっぽは長めです。

特に、胴の3分の2ほどの長さの、先の丸いしっぽは印象的です。

 

そのたくましさから、ボディービルダーと呼ばれることもありますが、性格はとてもおだやかです。

知能が高く、飼い主の言いつけを守り、鳴き声もあまり上げません。

 

甘えん坊な一面も持っていますが、成猫になるとひとりでいることを好むようになります。

基本的に静かな環境にいたがるので、騒音のある場所や、あまり家族が多い家では飼うのに向いていないかもしれません。

若干の気難しさと立派そうな見た目から、「猫界のウィンストン・チャーチル」と呼ばれることもあります。

※ウィンストン・チャーチル(元イギリスの首相)

 

 

【ブリティッシュショートヘアーの飼育時の注意】

もともとネズミ捕りのスペシャリストだっただけあって、とても運動量の多い品種です。

肥満にならないように、屋内でも動き回れるスペースや、キャットタワーなどを用意してあげましょう。

ネズミのおもちゃなどでもよろこんで遊んでくれます。

 

頭に触れられたり、抱っこされることを嫌います。

どうしてもスキンシップがしたいという人は、子猫を選ぶ段階で抱っこをさせてもらい、性格をよく見きわめましょう。

見知らぬ人には警戒心が強く、無理に触ろうとすると怒らせることもあります。

 

短毛種なので手入れ自体は簡単ですが、あまりじっとしていてくれません。

子猫のころから、なるべく慣れさせておくようにしましょう。

 

健康面では、尿結石や糖尿病になりやすい面があります。

トイレに行く回数が増えたり、減ったり、バランスが狂っているときには気をつけてあげてください。

異変を感じたら、早めに動物病院で診察してもらいましょう。

 

 

-
-,

Copyright© いぬねこノート , 2018 All Rights Reserved.