犬のあくびは飼い主へのサイン?うまく気持ちを読み取ろう

投稿日:2017年5月31日 更新日:

犬があくびをすると、まるで人間のようで思わず笑ってしまいますよね。

もちろん、犬だって眠たくなればあくびをします。

なかには、トレーニングやしつけの最中にあくびをされて、思わずしかってしまったという飼い主もいるのではないでしょうか?

 

でも、犬のあくびには人間とまったく違った理由もあるのです。

それを知らずに対応していると、犬の気持ちを傷つけてしまうことにもなりかねません。

ここでは、その意味についてご紹介したいと思います。

 

 

犬は人間と正反対の状況であくびをする

人間があくびをするのは、基本的にリラックスしているときです。

眠たかったり、退屈していたり、気持ちがゆるんでいると出てしまうものです。

 

それに対して、犬は自分の気持をリラックスさせるためにも、あくびをするといわれています。

つまり緊張している状況であくびが出るわけですね。

 

例えばよくあるケースが知らない犬に出会ったときです。

これは自分自身を落ち着かせることはもちろん、相手に対して敵意がないことも示しています。

いわゆる「カーミングシグナル」と呼ばれる行動の一種です。

 

犬のあくびは、人間でいう深呼吸やため息に近い役割もあると考えれば、分かりやすいのではないでしょうか。

 

 

あくびをしたからといって犬をしかるのはNG

相手に対するアピールという意味では、飼い主に対しても同じことです。

しつけやトレーニングなどの最中にあくびをするということは、犬がストレスを感じて、もうやめてほしいと訴えているサインなのです。

それを集中力が欠けているとしかるのは、かえって逆効果です。

緊張していることを感じ取って、やさしく対応してあげてください。

 

犬をなでたり、抱っこをしているときに、あくびをされたことはありませんか?

それも相手とのスキンシップにストレスを感じている証拠です。

犬の気持ちを考えて、そっとしておいてあげましょう。

 

ほかにも、じっと見つめられたり、大きな物音に驚いたり、家族がケンカをしていたりしても、あくびが出ることがあります。

ストレスを感じる状況で、頭をかく・顔を触る・爪を噛むといった行動は人間でも見られます。

このような行為を転位行動といいます。

そのサインを見のがさず、犬の無意識の声をしっかり聞いてあげるようにしましょう。

 

 

あくびが体調不良を知らせるサインになる

犬のあくびについては、基本的にストレスを感じる原因を取りのぞいてあげれば、それで問題ありません。

ただし、なかにはいくら状況を変えてもあくびが止まらないケースがあります。

その場合は、体調不良を起こしている可能性があるので注意が必要です。

 

歯周病で不快感や痛みがあったり、あるいは低血糖でブドウ糖が足りないと、より酸素を取り込もうとしてあくびをしたりするケースもあります。

ほかにも、どのような病気が原因となっているかは分かりません。

あまりにあくびの回数が増えたときは、動物病院へ連れて行って診察してもらいましょう。

 

 

あくびをするのは嫌なときだけではない?

もうひとつ気をつけておきたいのが、犬がリラックスしたいのは、何もストレスがある状況だけではない、ということです。

例えば散歩に出る前や食事をする前などには、興奮する自分を抑えるようにあくびをすることもあります。

これは、むしろ喜んでいるケースですね^^

 

ほかにも、飼い主があくびをするとそれがうつって犬もあくびをするということもあります。

これは人間同士でもよく見られる現象で、飼い主との距離が近いことをあらわしています。

 

犬は人間と違って言葉で自分の気持ちを伝えることができません。

飼い主としては、ただのあくびだと見過ごすのではなく、どんなタイミング、どんな状況であくびが出たのか、常に気をつけてあげたいものです。

 

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